来館されるすべての方に安心して鑑賞いただけるよう,次のとおり新型コロナウィルス感染拡大防止対策を行いますので,皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。
【来館時のお願い】
【入館時のお願い】
現在の呉市安浦町に生まれた南薫造(1883-1950)は、東京美術学校で西洋画を学び、卒業後はイギリスに留学、フランスやヨーロッパ諸国を巡って研鑽を積みました。「印象派風」と評される、輝く光に満ちた色彩で多くの作品を残しましたが、中でもとりわけ好んだのが瀬戸内の風景でした。穏やかな青い海、美しい島影、波に漂う帆船、豊かに実る大地やそこで働く人々などを、詩情あふれる筆致でおおらかに描きました
2020(令和2)年は、南薫造の没後70年という節目の年にあたります。南薫造記念館では、近年収集した作品を中心に三部構成の特別展を開催します。第1期のテーマは「瀬戸内」。南が愛した瀬戸内の魅力をひもときます。
チラシはこちら 没後70年 南薫造展 瀬戸内の魅力 チラシ [PDF]
[画像]左から 南薫造《風早近傍》1947年頃 《須波風景》1946年 《海上の漁船》1930年頃
10月3日(土曜日)から2021年1月31日(日曜日)まで 9時00分~16時30分
火曜日休館 ※11月3日は開館、11月4日及び12月27日から1月5日までは休館します
一般200円(160円) 高大120円(100円) 小中生80円(60円)
( )内は20名以上の団体料金。呉市に在住、または通学する小・中・高校生は無料。
広島中央地域連携中枢都市圏(竹原市・東広島市・江田島市・熊野町・海田町・坂町・大崎上島町)の小・中・高校生は無料。呉市いきいきパスをお持ちの方、障害者手帳 等をお持ちの方は無料(要証明書)。
1.南薫造作品集プレゼント!(会期中随時開催)
会期中ご来館の方に、南薫造作品集をプレゼントいたします。(なくなり次第終了)
2.お気に入りの作品に投票しよう!(会期中随時開催)
心に残る南薫造作品に投票してください。
投票してくださった方の中から抽選で10名の方に、南薫造に関する書籍をプレゼントします。
3.ガーテン・コンサート「フルートの調べ」 チラシ [PDF]
日 時:10月31日(土曜日)13時30分~(30分程度)
出 演:宮原 律さん(フルート),勝田暁子さん(ピアノ)
会 場:南薫造記念館 庭園内(雨天の場合は屋内に変更します)
参 加:無料。コロナウィルス感染拡大防止のため,先着20名程度とさせていただきます。
4.スライドトーク&アートカフェ
日 時:11月1日(日曜日)14時00分~(1時間程度)
トーク:南薫造展担当学芸員
カフェ:安浦まちづくり協議会
会 場:南薫造記念館 座敷
参加費:500円(入館料込み),先着15名電話受付(0823-25-3462)
10月28日(水曜日)~2021年3月15日(月曜日)まで
南薫造が愛用したパレットを初公開するほか,絵具類,パステル,木炭,色鉛筆などさまざまな画材・道具類を展示します。
[画像]南薫造のパレットほか
2021年3月17日(水曜日)から7月26日(月曜日)まで
生涯を通じて音楽に親しんだ南薫造が愛蔵した,楽譜やレコードなどを展示します。
8月26日(水曜日)~12月21日(月曜日)まで
大正7年に発行された『南薫造水絵集』と、その関連資料を展示します。
[画像]『南薫造水絵集』より《印度洋上の肖像》
12月23日(水曜日)~2021年6月28日(月曜日)まで
南薫造と交流のあった富本憲吉、平井武雄、白滝幾之助ら美術家たちの絵手紙を紹介します。
(開催中)~2021年2月22日(月曜日)まで
南薫造が実際に体験した夏の自然現象について記した「大久保の逃げ水」など、貴重な自筆原稿を展示します。
2021年2月24日(水曜日)~8月23日(月曜日)まで
南薫造が表紙をデザインした美術雑誌『白樺』をはじめ、寄稿した自筆原稿などを展示します。
「自然を描く」展を楽しむためのワークシートを受付で配布しています。
ぜひチャレンジしてください。
小・中学生
南薫造記念館
電話 0823-84-6421